水槽での調整。
IOMで水槽での調整が必要なのは
ハルのドラフト(喫水からの深さ)
全体のドラフト(喫水からの深さ)
全長
主にこの3つです。
船を帆走できる状態にしてこの3つを確認、調整していきます。
あくまで船検に受かるように船検前に自宅で事前に調整しておくためです。
まずは水槽の方の準備です。
この水槽は知り合いの方に製作を依頼して作ってもらったものです。
材質はクリア塩ビです。
塩ビは紫外線に弱いので通常は耐紫外線のカバーをかけて保管しています。
水槽の水平出し。
これは自分の水準器を利用しています。
まずは水槽の水平を取るために調整式の足を調整し水槽の底板で水平を取ります。
同時に水槽のフランジ部で同一の傾きか確認しておきました。
水平が取れたら水を張って水槽の深さが違ったりフランジ部で傾きが変化していないかを一応確認しました。
これが違っていたら
底板がたわんだり
波打ったり
計測方法が何か間違っていたりしている
という事です。
その場合は何らかの対策が必要になるとは思います。
とりあえず問題無さそうです。
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みかんの木が邪魔なので一部剪定・・・。
みかんはおいしくいただきました。
今年は実の数が少なく一つ一つの実が大きい傾向です・・・。
話を戻します。
船の調整
水を張って船を浮かべます。
水位を既定の420㎜にして
ハルのドラフト
喫水からハルの深さが60mm以下であることを確認。
全体のドラフト
船が浮いている事を確認。
全長
を計測
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とりあえずすべて問題無さそうです。
現状目標の重量よりハルが若干重いのでもう少し何らかの調整をしようと思っています。
リグの方も若干ばらつきがあるのでそこももう少し詰められそう。
リグの重量調整が出来ればさらなる攻めたハルの重量調整も出来そうです。
なのでまずはリグの重量調整からですね。
キールももう少し下げられそうです。
まあ1mmとかだとは思います・・・。
ここは何かを挟み込めばいいので簡単ですね。
まだもう少し攻めた調整が出来そうです( ^ω^)・・・。
今回は風もほとんどなく落ち着いて作業が出来ました。
今回この船では2回目の確認作業です。
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あと少しで完成です。
記事
R0.0 新規作成 2023.12.16